社名の由来を聞かれることが多いので説明したいと思います。後付けの理由はいくつもありますが、正直に社名の由来をご説明すると非常にシンプルです。

私はマンガが大好きで子供の頃から読み続けてきました。中でも一番好きなマンガは『鋼の錬金術師』です。

著者の荒川弘先生の考え方も好きですし、主人公は軍事国家の軍人でありながら暴力を使わない姿勢には感銘を受けます。

一番感動したマンガで、今でも読み返すと感動で涙が出ます。兄弟の愛情、仲間との友情、はじめは兄弟2人で始まった試練が最後にはたくさんの仲間に囲まれて応援されエンディングを迎えます。

この感動の気持ちを忘れることなく、清く、正しく、美しく仕事をしたいと考えたら、どうしても鋼の錬金術師というワードが消えませんでした。鋼の錬金術師は(Full metal Alchemist)でタイトルから社名をつけました。

感動は人の気持ちを動かします。感動は不可能をも可能にします。

感動は(can do)とローマ字で表すとcan do(できる)にもなります。感動する気持ちには強い思いがこもります。いつまでも感動を忘れないというメッセージを込めて社名をアルケミストにしました。

成し遂げられなかった錬金術

人類は古代より豊かさを求め続けてきました。人類はお金の誕生によって生活は劇的な変化を遂げました。

古代の硬貨は価値を維持するため貴金属で造られていました。いつでも溶かせば金や銀の価値があるという意味からです。それ以前は麦だったり、美しい貝だったりしますが品質の保持をすることが難しくなり、貴金属を加工して通貨としました。

ここで紙幣が登場します。紙の方が加工は簡単ですし、中央銀行の印を押して価値を担保すればいつでも貴金属と交換するという金本位制が敷かれていました。アメリカでは1970年代まで続いていました。

しかし、貴金属の埋蔵量は流通する紙幣に追いつきません。

資本主義を継続するために化学者は錬金術(卑金属から貴金属を生成する化学)に没頭しました。錬金術は古代より研究されていて1942年にニュートンも錬金術を研究している記録が残っています。

人類は錬金術を成功させることはできませんでしたが、質量保存の法則、万有引力など多くの研究結果を残しました。

企業はゼロから価値を生み出し社会に貢献しなければなりません。ゼロから価値を生み出すということは錬金術(alcamy)に似たものがあると感じます。

また、会社ロゴは不可能図形を表現しており、ゼロからの産出や実現、可能図形を探し続けるという探求心をロゴ化したものです。